アラフォーで婚活を始めたきっかけ
37歳の年末、同期の結婚式で乾杯の声を上げながら、僕は心の奥でこう思っていました。
「このまま一人で年を越すのは、もう嫌だ」
仕事も趣味もそれなりに充実していたものの、家に帰れば誰もいない部屋。
アラフォーという年齢を意識し始めた頃、ようやく婚活を始める決意を固めました。
婚活アプリを始めた直後の現実
最初に登録したのは婚活アプリ。
しかし、プロフィール写真は古い旅行スナップ。
自己紹介文は数行だけで、初メッセージも「よろしくお願いします」とだけ送る味気ない内容。
結果、いいねはほとんど来ず、マッチしても会話は続きませんでした。
アプリの仕組みを理解せずに始めた僕は、スタートから壁にぶつかります。
同時期に街コンや婚活パーティにも参加しましたが、短い自己紹介タイムでは印象を残せず、成果にはつながりません。
特にパーティでは年齢層が下がるほど壁を感じ、自己紹介の前から「年齢だけで判断される」現実を痛感しました。
1年間の苦戦と試行錯誤
このままでは何も変わらない。
そう痛感した僕は、婚活を“感覚”から“戦略”に切り替えました。
- プロフィール写真をプロに依頼
自然な笑顔、清潔感、信頼感を意識。 - 自己紹介文を未来型に変更
「一緒に過ごしたい時間」や「大切にしている価値観」を具体的に。 - 数値で活動を管理
マッチング率・返信率を記録し、毎週改善を実施。
最初の頃は数字を見るたび落ち込む日もありました。
それでも、改善を繰り返すうちに、徐々に返信が増え、会える確率も上がってきました。
この時期に得たのは「婚活は準備と継続がすべて」という確信です。
転機となった出会い
婚活を始めて1年が経った頃、一人の女性とマッチングしました。
第一印象は「穏やかで、やりとりが心地いい人」。
メッセージのテンポや内容が自然で、無理せず会話が続くことに驚きました。
初対面の日、食事を終えて駅まで歩く道すがらも笑いが絶えず、別れ際には自然に「また会いましょう」と言葉が出ました。
その瞬間、「この人となら進める」と強く感じました。
出会いから結婚までの1年間
交際が始まってからは、お互いの生活に溶け込むのが早かったです。
週末はどちらかの家で食事を作ったり、短い旅行に出かけたり。
会えない日もLINEでやりとりするのが日課になり、価値観や生活リズムが自然と合っていきました。
出会いから1年後、僕たちは結婚。
短期間で結婚に至った背景には、「出会った瞬間に迷わず進める準備」が整っていたことが大きかったと思います。
婚活を続けて学んだ3つのこと
1. 準備不足ではチャンスを逃す
プロフィール写真や自己紹介文は、出会いの第一関門。
手を抜けば、反応は激減します。
2. 数値化して改善する
感覚ではなく、返信率やマッチング率を記録して分析することで改善点が見えます。
数字で把握すると、自分の弱点がはっきりします。
参考記事:戦略で変わる、マッチ率を改善する実践法
3. 出会いに備える心構えが大切
うまくいかない時期こそ、自分を磨きながら次のチャンスに備えることが婚活成功の近道です。
自信と準備が揃ったとき、決断は迷いなくできます。
参考記事:初回メッセージで返信率を上げる方法
婚活を始めるあなたへ
婚活は、年齢や過去の経験よりも「これからどう行動するか」で結果が変わります。
最初の1年間で成果が出なくても、その経験は必ず次の出会いに活きます。
もし今、うまくいかないと感じていても、続けてください。
行動を続ければ、未来は変わります。