私は37歳で婚活を始め、そこから3年間、毎月欠かさず有料会員の月額費用を払い続けてきました。
日々お相手探しをしていたので、体感としては数千人規模の女性のプロフィールを見ていたと思います。
振り返ると、それだけ多くのプロフィールに触れてきた時間だったのだと感じます。
最初は「登録さえすれば誰かと会えるだろう」と楽観視していましたが、現実は甘くありません。
数えきれないほどの「いいね」を送り、その大半が無視される日々を過ごしました。
しかし、3年という歳月をかけて膨大な数のプロフィールを読み込み、自分自身の反応を分析し続けた結果、ようやく一つの真理に辿り着きました。
それは、「自分の魅力が足りないのではなく、市場との相性が合っていないだけ」というケースが非常に多いということです。
今回は、30代後半の男性が知っておくべき「年齢・地域・職業」による相場感と、それを踏まえた戦略的な戦い方を解説します。
1. 年齢の相場:30代後半は「若さ」ではなく「落ち着き」で勝負する
一般的に、アプリ市場では年齢が上がるほど「いいね」の獲得が難しくなる傾向があります。
特に20代がメインの華やかなアプリでは、30代後半というだけで検索対象から外されてしまうことも少なくありません。
しかし、これは決して「価値がない」ということではありません。
ターゲット層を少し変えるだけで、あなたの年齢は「信頼感」という強力な武器に変わる可能性を秘めています。
例えば、結婚を真剣に考え始めた30代前半の女性から見れば、同年代や少し年上の男性は「将来を具体的に描ける理想的な対象」となります。
20代と同じ「勢い」で競うのではなく、年齢相応の知性と落ち着きを見せることで、あなたの相場は大きく好転するはずです。
2. 地域の相場:大都市圏の「磁力」を味方につける
住んでいる地域によって、マッチングのしやすさは大きく左右されます。
特に、東京、大阪、名古屋といった大都市圏はユーザー数が圧倒的に多く、婚活の主戦場といえます。
■ 地方在住者の「マスト戦略」
地方や郊外に住んでいる場合、近隣だけで相手を探そうとすると、どうしても母数が限られてしまいます。
そこで重要になるのが、「大都市圏に住んでいる人も検索対象に含める」という戦略です。
例えば、奈良や滋賀に住んでいるなら大阪を、千葉や埼玉なら東京を必ず範囲に入れましょう。通勤圏内であれば「平日の夜に会う」という大人のデート戦略も十分に可能です。
検索範囲を広げるだけで、表示されるお相手の数は数倍に膨れ上がります。
3. アプリによる「反応の差」を実験する
これは私の実体験ですが、「全く同じ写真と自己紹介文」を使用していても、登録するアプリによって「いいね」の数や反応が驚くほど違いました。
3年間で累計1,000人以上のプロフィールと向き合ってきましたが、あるアプリでは全く相手にされなくても、別のアプリでは短期間でマッチングが成立するという現象が実際に起こります。
これはアプリごとのユーザーの年齢層、属性、さらには登録のタイミングによる「波」があるからです。
最初から一つに絞り込むのではなく、まずは複数のアプリに登録(無料会員でOK)してみて、自分の属性がどこで最も求められているのかを「実験」することが、成功への近道と言えるでしょう。
4. 職業の相場:ステータスよりも「生活の安定」
30代後半以降の層において、職業は「日々の暮らし」を想像させる最も大きな要素です。
以前のような華やかな肩書きだけがモテる時代ではなくなってきていると感じます。
今の市場で求められているのは、派手な年収よりも「生活の安定感」と「家庭への理解」です。
- 会社員・公務員: 土日休みなのか、平日の夜に時間が取れるのかを明確に提示しましょう。
- 専門職・自営業: 忙しさの中でも「お相手との時間をどう作るか」を伝えると、不安を解消できます。
私のように「スペックに自信がない」と感じている人こそ、職業を「誠実に社会と関わっている証」として堂々と掲げてください。
それが、あなた自身の相場を底上げすることに繋がります。
5. まとめ:相場を知れば、婚活はもっと楽になる
自分の相場を正しく把握することは、自分を卑下することではなく、無駄な戦いで消耗するのを防ぐための「知性」です。
「このアプリなら自分の属性が活きる」「この地域まで広げればチャンスが増える」という確信が持てれば、アプリを開くのが苦ではなくなります。
【自分軸】を大切にしながら、市場のルールを賢く利用する。これが、私たち大人の婚活に必要な「リテラシー」です。
まずは今日、今まで対象外にしていた大都市圏を検索条件に加えてみてください。
検索条件を変えるだけで、今まで見えていなかった層のお相手が現れることは、私自身が何度も体験してきました。

